こんにちは。
北柏のぞみ整体院、鍼灸師のかやもりです^^
つい先日のお話。
友人のtwitterで「逆子体操なう」の文字。
すぐさまLINEを送信!
「逆子にお灸がすごくいいから、興味があったらお話させて!」
逆子にお灸。
鍼灸師でもはや知らない人はいないです。(断言)
でも鍼灸師の常識=一般常識ではないことは承知の上で友人におせっかい全開で長文のラインを送りました( ´ー`)
今日はその内容を紹介したいと思います!
東洋医学からみた逆子
正常な赤ちゃんの向きは頭が下、足が上ですね。
昔から「頭寒足熱」と言い、頭は冷めて手足が暖かいのが健康的です。
頭は陰陽では陽の部分なので、冷えてバランスを保ちます。
逆に足は陰の部分なので、暖かくしてバランスを保ちます。
もしお母さんの足が冷えていれば、赤ちゃんは大事な頭を委ねることが出来ずに、上に頭を移動させてしまいます。
このように考えると逆子は赤ちゃんが自らの体を守ろうとする一種の防衛反応と言えます。
もちろん逆子の原因は「冷え」ばかりとは限りませんが、お母さんの体になんらかの原因があると考えてよいと思います。
逆子を治すには?
東洋医学から逆子を治す目標地点は上下のバランスを正常に戻すこと。
日常生活では下半身を冷やさない工夫や心がけが大切です。
最近若いお母さんたちでマタニティマークを付けて冬でもミニスカートを履いているのをよく目にしてびっくりしてしまう私です。ぜひ足は温めてもらいたいです。
もちろん夏だからといって冷たい飲み物やアイスばかり食べてしまうのも見直しましょう◎
また、悩みすぎや考えすぎも頭に熱が溜まってしまいますので、ついつい思い悩んでしまうこともあると思いますがそこは楽観的に楽な気持ちが大事です。
伝統的な逆子の灸
鍼灸の世界では昔から逆子の治療を行ってきました。
鍼灸治療の情報は少なく、逆子なら逆子体操、変わりがなければ帝王切開という流れが一般的な風潮だと思います。
できれば、お腹を切る帝王切開はしたくないものです。
望まない避けられる帝王切開が増えるといいです。
至陰
逆子を治す有名なツボの一つです。
足の小指の爪の生え際の一番外側にあるツボです。
逆子治療の場合は鍼ではなく、お灸を使用します。
お灸もどうしても「お灸をすえる」といったマイナスのイメージが浸透しており大きいもぐさを皮膚の上に置いて熱そう、痛そうと言われます。
しかし私たちが一般的に使うお灸は米粒の半分以下のもぐさをすえるので熱さを我慢する必要もなく、火傷になることもありません。
そのもぐさの小ささにみなさん驚くと思います。
また、最近では「せんねん灸」や「カマヤミ二」といった自宅で手軽にお灸ができるものも発売されています。
私のオススメは「カマヤミ二」です。
まとめ
私の友人はLINEで聞いたところまだ22週で、自然に赤ちゃんが回る可能性は十分あります。
しかしそのことも友人は知らず、意外とお医者さんは説明してくれないのかな?とびっくりしてしまいました。
まずは28週まで生活に気をつけながら様子を見つつ、自宅でお灸も試してみるそうです。
28週を過ぎたらお灸を開始するのが早ければ早いほど赤ちゃんが回ってくれるのでお灸も一つの選択肢にどうでしょうか?
元気な赤ちゃんが産まれてきますように☆.。.:*・゜